2012年02月21日

光市母子殺害事件上告棄却



この裁判に関して私見を公表する機会が与えられているのなら、以下に綴ろうと思う。


結論から言えば、「世相を反映した現実的な結果を得た」と思っている。

法務(法令・法律や司法に関する事務、業務)上の細かなことは専門家に任せるとして、「結果責任」を厳しく問う世相を映す判決だと捕らえている。

18歳以上であれば「死刑」を宣告することに法律上の矛盾はない。18歳1ヶ月で行われた犯行に対する今回の事案は、プロの裁判官でも結論が分かれるケースではあったが、判決は厳罰化を求める世論と合致するといえる。


わたしが今回の判決について「公正妥当」と考える根拠は、宮川光治裁判官による反対意見である。

宮川光治裁判官は「年齢に比べ精神的成熟度が低く幼い状態だったとうかがわれ、死刑回避の事情に該当し得る」と反対意見を述べている。

わたしは今回の判決について、犯行の残虐さや遺族の被害感情を最大限考慮しても、社会全体が満場一致で「死刑」と宣告するケースにはあてはまらないと考える。

都合のよい報道を鵜呑みにして、犯行の残虐さや遺族の被害感情のみで短絡的に「死刑」と宣告することを正義だとは思えない。


結論が「死刑」であっても、被告にも斟酌(汲むべき事情)があると思うからである。

うまくまとまらないので強調するが、「今回の判決は、妥当と考える。しかし犯行の残虐さや遺族の被害感情だけで短絡的に結論を出すのであれば、違和感をおぼえる」

ということである。


いま被告が何を思うか気になるのは、わたしだけだろうか?















posted by 城崎 秀一 at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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